何かとバタバタする師走ですが、お掃除やお買い物の合間にもゆっくりとお茶を飲む時間を持ちたいものです。せわしい中でも座ってお茶を飲んで、甘い物でもひとつ口にするとほっこり笑顔が戻って、もう少しだけがんばろう!というエネルギーが沸き上がってきますよね。
ところで皆さんはアジア諸国にはお茶にまつわることわざが多く有るのをご存じでしょうか?
沖縄には「一杯のお茶(てぃちざあ)や飲(ぬ)まんむん」(お茶は一杯だけでは飲まないもの。どんなに急ぎの時でも二杯以上飲んでゆっくり落ちつきましょう)という言葉があります。
またベトナムには「お茶を一杯飲んでから」という言葉もあり、こちらも(まあ落ち着いて、ゆっくりと)という意味に。中国では「茶是後来釅」(お茶は後半の方が濃く出る事から、物事は後になるほどいいことがある)という意味になります。
どの言葉も、ほんの少しのゆとりが大切ですよ、と教えてくれる言葉ですね。お茶の時間は昔から様々な地域で、ほんの少しのゆとりを生む大切なひとときだったのだと思います。皆さんもぜひ、忙しい時こそゆっくりとお茶を飲む時間を作ってみてくださいね。
日月潭紅茶は台湾中部南投県の魚池郷にある日月潭(リーユエタン)と呼ばれるとても美しい湖のほとりで作られる工夫紅茶です。魚池郷は海抜600~800メートル程で年間の湿度が安定していることから紅茶の栽培に適しており台湾では紅茶の故郷と言われています。 日月潭紅茶に使われる茶葉は紅玉(台湾18号)という比較的新しい茶葉ですが台湾の原山種とアッサム種を交配改良して作られた品種なので濃厚なコクと香り、渋みがありミルクティーに向いています。水色は鮮やかな紅玉色(ルビー色)で肉桂(ニッケイ)や茴香、生姜など複雑でオリエンタルな香りを合わせもっており後味は爽やかです。 台湾の老舗、華剛茶業の茶葉を当店が正規直輸入しているので味と香りはお墨付き! 台湾が育んだ珠玉の紅茶をお楽しみ下さい。